家計の見直し④ おひとりさまの医療保険

毎月の医療保険の費用は、人によって大きな差があると感じています。

月に5万~7万位は出してもよい」という人もいれば、

日本は高額療養費があるから保険に入る必要はない」という主張も聞いたことがあります。

私は就職したばかりの若い頃に「大人になったら保険に入るものだ」と保険会社の人に勧められ、多額の生命保険金をかけていたこともありました。

無知ってこわい・・・

(昔は医療保険は単体で入れず、生命保険のオプションだったんですよね)

その後、何度か見直しをして、生命保険は解約しました。

20万円ほど返ってきましたが、全部で800万は振り込んだと思いますね。

最近は、がん保険2万円+医療保険2.5万円年間約4.5万円に絞っていました。

今年病気になって、がん保険の支払いは免除になり(保障は一生続く)、現在は年間2.5万円(入院1日5千円、手術1回10万円)のみになりました。

これでも良かったのですが、保険内容が古くなっていたので、もっと小まめに(2年毎くらいに)情報収集しておけばよかったですね。ほんと、実際に保険を使う時になってから愕然とします。

がん保険は助かりました。がんを発症しやすい年齢は性別で違うので、女性は若いうちから入っていたほうが良いと思います。

また、「高額療養費があるから大丈夫」とは思いません。

1ヶ月の負担の上限額が決まっているだけで年間を通しての限度額ではないですし(12か月以内に3回以上、上限額に達した場合は4回目から上限額が下がります。また、70歳以上、所得区分によっては外来分の年間上限あり)、さらに治療が長引くことは考慮されていません。

新しい薬が開発され、治療費は年々高くなる傾向のため、支払いができずに治療を諦める人もいると聞きます。

診療ガイドラインで推奨されているはずの検査でも健康保険が使えない事もあります。

先生が勧めてくれて、かつ自分が受けたい治療を選ぶことができるよう、チャンスがあればまた保険を追加したい。

それから、

私の周囲の人の意見を聞いたところ(おひとりさま以外の人も)、入院時は個室希望が多かったです。

感染症予防のためカーテン締め切るから微妙な空気になりそうですし、入院が手術直前だったり、重い症状の時だけの入院だったりすると、お互い忙しいですから他人に気を遣わずに過ごしたいですね。

好きなようにできるのはお金があってこそ!

がんばろう。

例えば、「この投資信託は個室料金用」などと、商品ごとに使用目的を決めて積み立てても良いかも。

「これで●日間は個室に入れる」と計算したら励みになりそう。

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