か?
私の住んでいるマンションの管理規約で「飼育できるペットの体長」は、
「成長時の体長:鼻先から尾の付け根までが50cm以内」
(重さの条件もありますが、今回は体長についての話です)
となっています。
表現が曖昧でトラブル事例もあるらしいので、
具体的な表現で安心、と思っていました。
ここまでは良かったのですが・・・
よく調べてみたところ、
一般的な体長の表現としては、こちら※1が主流のよう。

つまり、胴体部分だけですね。
しかもですね、
同じペットとはいえ、犬と猫には根本的な違いがあると分かりました。
犬は小型犬のほかに、超小型犬(チワワ、トイプードルなどですね)
と呼ばれる区分が存在するので、規約の条件をクリアしやすいです。
ところが、
猫の場合、もともと胴体が長めなので、
「鼻先から尾の付け根までが50cm」は、
現実的な数字ではありません。
雑種はもちろん、一般的によく飼われている、
マンチカン、スコティッシュフォールド、アメリカンショートヘアなども厳しいです。
世界一小さいといわれているシンガプーラくらいしか当てはまりません。
安心してペットが飼いたいですし、他に迷う人が出ないようにと考え、管理会社に確認したところ、
「(規約に書いてあることは)大体ってことですよ~★」
と一笑に付されてしまいました。
えええ・・・
自分のバカ正直な性格に嫌気が差しましたが、
管理規約って、そんな程度のものなの?
動物なのだから正確に測れないので、大体で良いけれど、
もう少し現実にありそうな数字にしておかないと、
いわゆる「使われないマニュアル」みたいになっちゃうのでは?
と後からモヤモヤしました。
大人になって6回程引っ越ししていますが、
【ペット飼育可能な物件】は今回が初めてなので、
この業界の常識がよく分かりません。
マンション管理規約の情報を調べましたが、
結局、私のモヤモヤは解消されませんでした。
【全体版】環境省_報告書等「動物取扱業における犬猫の飼養管理基準の解釈と運用指針~守るべき基準のポイント~」 [動物の愛護と適切な管理] (env.go.jp)
※1環境省「動物取扱業における犬猫の飼養管理基準の解釈と運用指針~守るべき基準のポイント~」
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