“お金” と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?

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20年程前の話ですが、

お金に対する価値観をテーマにしたセミナーに参加したことがあります。

当時の自分から出てきた言葉は、

『お金は、必要な時にある』

というものでした。

その時は、割とポジティブな捉え方だと思っていました。

というのも、30人ほどの参加者のうち、

『お金は苦労して手に入れるもの』

『お金は汚い』

という価値観の方が半分以上だったからです。

ある男性は涙ながらに、

『あまり苦労せずにお金が手に入る状況は、自分も他人も許せない』

と仰っていました。

今思い出しても胸がギューッとします。

きっとその価値観は、

自分を守ってくれたこともあるかもしれない大事な価値観 だけど、

『今の自分に必要なのか?』と改めて自分で考え、

手放して、別の価値観に置き換えても良い。

そんな作業をしたセミナーでした。

重い悩みの人もいれば、

「お金大好き!」と超ポジティブな雰囲気の人も居ました。

一見、改善する余地が無さそうに見える人でも、

意外な価値観が隠れていることもあるそうです。

私は子どもの頃から、

『うちは貧乏』と言われて育ちました。

食べ物に困るというレベルでは無かったけれど、

確かに少し貧乏っぽかったと思いますw

それなのに、

10代の頃からずっと、

『年齢が高くなるほどお金持ちになれる』

と思い込んでいました。

就職するまでバブルが続いたことも影響したと思います。

『お金は、必要な時にある

という価値観は持っていて良かったですが、

よく考えてみると、

『お金には困らないけれど、必要な分だけしか無い』

とも言えると気付きました。

つまり、

『大金持ちにはなれないのか…』

とショックを受けた次第です。

それから、

中田敦彦さんのYoutube大学でお勧めされていた、

大原扁理さんの『年収90万円で東京ハッピーライフ』

という本を読みました。

そこには、

『お金ってちょっと可愛いと思うんです』

と書かれていて、

私もそんなマインドになりたいと思いました。

お金のこと以外でも、大原さんの言葉に刺激を受けた本でした。

こうして本を読んだり、お金に対する価値観についてじっくり考えることができるのは、

病気になって時間ができたから、とも言えます。

家計を見直すこともできました。

(なんと、給与収入だけでは足りず貯金を取り崩していた事に、2年以上気付いていませんでした。)

『家計を整えないと!』

と決心し、今は身の丈に合った節約生活に取り組んでいます。

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