部屋との対話でインテリアが決まる

『階段が好きな方ってどれくらい居るのかな。

私はマンションの非常階段など、その造形をつい見入ってしまいます。

繰り返しのデザイン、陰影、

そういったものに惹きつけられている気がします。

階段をメインにした建築模型が欲しいくらいで好きですね。

(階段への愛については語りだすと長くなるので、いつか書きたいと思っています。)

そして、とても気になっていることがあるのですが、

こんな感じで、階段の下にデスクやテレビを置いた写真をよく見かけませんか?

Foto de JP Lockwood en Unsplash

これを見た瞬間に、「痛い、辛い」と感じてしまうのですが…

助けを求められているような、ほっておけないような感覚です。

階段の下は換気が悪く、なんとなく、そこに長く居てはいけない気がするんですよね。

その上、スケルトン階段だと、どうしてもホコリやゴミが落ちてくると思うので、

何故こういったインテリアになるのか、不思議です。

ここまで強烈な感覚でなくても、

家具やモノのひとつひとつが、「ここで良い」「この角度じゃない」って教えてくれる気がしています。

どんな時かというと、

壁とのすき間がほとんどないソファ

ほんのちょっとだけど、傾いている額縁

カーテンが何かに押されている・ひっかかっている等。

普段から、部屋と会話するような気持ちで、

家具やモノの配置を観察することは大事だと思います。

正解があるものではないけれど、

修正してしっくりきたならOKサインですね。

それが居心地の良さにつながり、

インテリアとしても美しいと思っています。

この感覚、ミニマリストさんなら分かってくれるかなあ?

「これは必要」「これは必要じゃない」

と、丁寧にモノと対話していると思うので。

そんなふうにして選ばれた家具やモノは、

輪郭が生き生きと際立ち、浮き上がってくるように見えてきます。

以上です。

『変な人』と思われないか不安で言えないけれど、いつも考えていることを書いてみました。

偉そうに語ってすみません。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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