『階段』が好きな方ってどれくらい居るのかな。
私はマンションの非常階段など、その造形をつい見入ってしまいます。
繰り返しのデザイン、陰影、
そういったものに惹きつけられている気がします。
階段をメインにした建築模型が欲しいくらいで好きですね。
(階段への愛については語りだすと長くなるので、いつか書きたいと思っています。)
そして、とても気になっていることがあるのですが、
こんな感じで、階段の下にデスクやテレビを置いた写真をよく見かけませんか?
これを見た瞬間に、「痛い、辛い」と感じてしまうのですが…
助けを求められているような、ほっておけないような感覚です。
階段の下は換気が悪く、なんとなく、そこに長く居てはいけない気がするんですよね。
その上、スケルトン階段だと、どうしてもホコリやゴミが落ちてくると思うので、
何故こういったインテリアになるのか、不思議です。
ここまで強烈な感覚でなくても、
家具やモノのひとつひとつが、「ここで良い」「この角度じゃない」って教えてくれる気がしています。
どんな時かというと、
壁とのすき間がほとんどないソファ、
ほんのちょっとだけど、傾いている額縁、
カーテンが何かに押されている・ひっかかっている等。
普段から、部屋と会話するような気持ちで、
家具やモノの配置を観察することは大事だと思います。
正解があるものではないけれど、
修正してしっくりきたならOKサインですね。
それが居心地の良さにつながり、
インテリアとしても美しいと思っています。
この感覚、ミニマリストさんなら分かってくれるかなあ?
「これは必要」「これは必要じゃない」
と、丁寧にモノと対話していると思うので。
そんなふうにして選ばれた家具やモノは、
輪郭が生き生きと際立ち、浮き上がってくるように見えてきます。
以上です。
『変な人』と思われないか不安で言えないけれど、いつも考えていることを書いてみました。
偉そうに語ってすみません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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