40代の時、終活をやる気になり、
書き方の詳しい見本が付属しているエンディングノートを購入しました。
でも、書き始めてすぐ『あれ?』と思いました。
『私が書き残したい内容』と大きくかけ離れていたからです。
例えば、
- 葬儀用のメッセージ
- 家族親族リスト
- 人の連絡先
これらに紙面が割かれているのですが、
私は親戚付き合いも殆どなく、
特に、知らせてほしい人も居ません。
このままだとノートが空欄だらけになってしまいます。
そもそも、
お葬式をしたい、友人リストを残したい人向けで、
私は慌てて買うべきではなかったみたいです。
エンディングノートは沢山の種類が販売されていますが、
(おひとりさま用もありました!)
友人の枠は5名分、銀行の枠は3つ等、
最初からスペースが決まっているものが殆どです。
そのため、どのノートを選んでも、
誰にとっても使いにくいのではないか?
というのが正直な感想です。
(商品を開発してくれた方、ごめんなさい。)
道具から入るタイプなので、つい買ってしまったけれど、
市販されているものやネットの情報を参考に、
オリジナルで作ろうかな、と思っています。
私が特に詳しく書いておきたい内容は、以下の2つです。
①デジタル遺産(遺品)
②終末期、延命治療
①デジタル遺産 (遺品) について
まず、デジタル遺産(遺品)ですが、コレの整理が一番面倒な気がします。
スマホやPCから登録したサービスは、ノートにIDやパスワードを残したとしても、
そのサービスを利用したことが無い人からすれば、
「この先、どう行動すれば良いの?」
と途方にくれてしまいそうです。
せっかくエンディングノートを作っても、半分しか役に立ちません。
現在、私自身の『デジタル遺産』として思い付くのはこんな感じ↓
・銀行預金(7か所)
・証券会社など(10社以上)
・クレジットカード(10枚以上)
・各種ポイントやマイレージ
・サブスク等の有料サービス(節約のためアマプラのみに減らしました)
・メルカリ・ラクマ(数万円分たまっている)
・暗号資産(国内外の4つの取引所)
・メタマスクやファントムウォレット(金額は覚えていない)
個人的には、
メールや写真データ等、単なる思い出品は放置・処分で良いと思っています。
(他人の個人情報も入っているため、できれば死ぬ前にスマホやPCの整理を済ませておきたいですが)
お金が関係するものは相続手続きが必要なので、
相続人の負担を考えると、数を減らさなくては、と思います。
『うっかりスマホやPCの初期化をしてしまい、仮想通貨のアカウント情報が消えてしまった!』
という事態にならないよう、先に口座の解約をしておいた方が良いですね。
また、
財産を特定するまでに時間がかかると、
もし相続放棄したい場合、申請は3ヶ月以内!のため、
間に合わないリスクがあります。
(3か月って短すぎませんか?)
後からFXや暗号資産で大きな含み損が分かったら、迷惑どころの話じゃないですよね。
有料サービスについては、
【延滞料金】や【未払い金請求】を発生させず、スムーズに解約が進むよう、
『問い合わせ先』や『手続き方法』も含めて記載しておこうと思いました。
②終末期、延命治療 について書いておくべき内容については、また次回!
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