40代から物忘れが多かったんですよね。
その後さらに悪化し、具体的内容は恥ずかしくて書けないほどです。
「これは絶対 軽度認知障害 に違いない!」
と思い、医療機関を探して受診しました。
1. VSRAD(ブイ エス ラド)
MRI画像を自動解析し、脳の萎縮度を調べる検査です。
(アルツハイマー型認知症では、まず記憶に関連する海馬から萎縮するといわれています)
検査の結果、
【萎縮度0~1:アルツハイマー型認知症の可能性は低い】
とのことで、肩透かしを食らったような気分…
悪い結果を想像していたので、力が抜けました。
これだけでも検査した甲斐がありましたが、
ほかに【高次機能評価】のテストも受けました。
2. WMS-R(ウエックスラー記憶検査)MMS-E、FAB、ADAS
難しくてよく分かりませんが、認知や記憶力の総合的な検査だそうです。
マンツーマンで面接形式で行うため、時間かかりました。
後日渡された「結果レポート」に、
・記銘力:軽度の低下
・文章刺激(←よくわからない):細かい情報の欠落
・知的機能:問題無し
・自覚症状からみて注意機能・遂行機能の低下が疑われる
とありましたが、
これでも「総合的に問題ないレベル」
だそうです。
他にも血液検査と脳波検査を行い、異常なし。
最終的に脳神経外科の医師から「気になるならサプリを飲んでみたら?」と言われた程度でした。
そうなんだ。
でも、だとしたら、
「この物忘れはいったい何?」
ストレスで注意力散漫になっているのか?
発達障害なのか?
マルチタスクがいけないのか?
・・・
いずれにしても、ここまでやったので、
『認知症について考える』ことは止めることにしました。
検査して結構スッキリしたので、受診して良かったです。
●VSRAD、WMS-R、血液検査、脳波検査合計で、 約17,000円(3割負担)でした。
●認知症に関連した検査は沢山ありますが、私は脳の萎縮率を知りたかったので、VSRADが受けられる医療機関を受診しましたが、もちろん検査は医師が必要と判断した場合のみ受けられます。脳ドックのオプションで自費で検査可能な場合もあるようです。
●VSRADは50歳以上が対象です。
53歳以下のエビデンスは持ち合わせておりません。ただ、50歳未満の場合、萎縮に関して偽陽性を呈することがありますので、少なくとも50歳以上の被検者でご使用ください。
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以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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