家の中を整理していたら、懐かしいものが出てきました。
これは、
『日本生活協同組合連合会』創立50周年を記念して、
2001年、今から20年以上も前に生協から出版された冊子です。
全国から7,000通以上のレシピ、食にまつわるエピソードが集まり、
その中から厳選され、一冊にまとめられました。
読んだ当時、印象に残った言葉がありましたのでシェアします。
(だいぶ省略して短くしています)
『人間の体はすごいなあと思います。
こんなおっきな財産を生かすものは食べ物だと思います。
(~中略~)
…そして、生まれた子どもが私の作った料理を安心して食べている姿が、私を育てている。
楽しいわくわくした気持ちで作ることをたいせつにして暮らしています。
この体があれば、私はずっと幸せに、胸を高鳴らして生きていける。
食べ物さんありがとう。』
私もこんな気持ちを持ちたいな、と思い、
気づきを与えてくれたこの方に感謝しています。
他にも、
親子だったり、夫婦だったり、
食事を通じてこんなやり取りがあったよ、という
ほっこりエピソードがたくさんありました。
どれも大切な思い出なんだろうなあ、と思いながら、
同時に、自分の家族ではないけれど、
少しだけその体験を分けてもらえたような気持ちになりました。
なので、私にとっても宝物のような貴重な本です。
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