私は普段は穏やかと言われます。イライラしていることも少ないと思います。
でも、久しぶりに強烈な【感情】でいっぱいになりました。
とにかくイライラ、アレルギーの症状もあり、皮膚をかきむしって手足が傷だらけ…
感情だから、すぐにコントロールできるものじゃなくて。
それでも、客観的になるために自問自答して、
「いつまでイライラしているつもり?」
「怒り続けてもいいし、怒ることを止めてもいいよ。」
「落ち着け―自分」
こんな時、いつも思い出す言葉があります。
responsibility [response + ability]
あの有名な『7つの習慣』第1の習慣-主体的であるということ-のくだりで説明されています。
Response は反応。
ability は能力。
つまり、responsibilityは反応する能力があること。
日本語直訳だと「責任」と解釈されることががありますが、「責任」とはニュアンスが違う、というのが新鮮でした。
本来のresponsibilityは、前向きで、人間の力を肯定し信頼している、とてもポジティブな言葉だと理解しています。
さまざまな刺激に対して、どう反応するかは選ぶことができる。
そう思うと、あんなにイライラしていたのに、「どのように対応すれば良いか?」と建設的に考え始めることができました。
今回、病気になってからも、何度も考えさせられた言葉です。
自分が悪いことをした訳ではないけれど、病気の責任を取れるのは自分しかいない。
そう思うと強くなれます。
自分のような小さな存在でも、「自由」という豊かさを持っていることを実感し、自己効力感が高まる感覚があります。
この本の内容すべてに賛成している訳ではないのですが、万人にオススメしたい良い本ですね。